タスクを整理するうえで心掛けるのは「メモは取らない」ということ、これに尽きます。
なかなか人には理解されないのですが、自分なりに論理があるのでその話をしようと思います。
(これは記事を執筆してから4年経った2021年現在も変わらずの理念になっています。すごくコアだなあと。)
基本的に僕はメモを取らない。
学生のころから授業のノートを取るのも苦手というか嫌いで、基本的には頭の中に入っていればいいやん、というタイプでした。
定期テストのたびにノートを提出させる先生の時だけは渋々取っていましたが。
就活生のころ、メモを取っていないことをある人事に指摘されて、形だけは取っている時期もありましたが、それもあっという間にやめてしまいましたね。
というのもその企業の情報はもちろん事前に頭に入れていましたし、そこでの会話も事前に調べている内容とほぼ重複していて、何をメモする必要があるのか、ピンとこなかったからですね。
ここまで僕がメモを取らないのには3つの理由があります。
- 重要なことしかやる必要がないから
- 重要なことはすぐやるから
- メモ取ったって見返さないから
順番に説明していこうと思います。
理由1 重要なことしかメモする必要がないから
しょっぱなからぶっ飛ばしていきますが、仕事が増えて忙しくなると優先度をつける必要が出てきます。僕の中でのその基準は「覚えているか」「覚えていないか」ただそれだけ。
メモしなかったくらいで忘れてしまうようなタスクや仕事は、自分や周りの人にとって「重要な案件ではない」と解釈しています。
そして仕事のうち半分くらいは「重要ではない」ものだというのも持論です。
ここでいう重要性の基準は
- 自分がやる必要があるか
- 今(ないしは出来るだけ早く)やる必要があるか
- やらないと損害が出るか
くらいの感じでしょうか。
このフィルターに引っかかる「重要な案件」は意識しなくても頭の中にしっかり入ってくるので、別にメモを取る必要なんかないよね、と思うわけです。
理由2 重要なことはすぐやるから
そうして、「重要な案件」だと判断したものに関しては、「すぐ」やります。
これは以前即レスに関する記事(下記)
でも書いた通りで、自分がボールを持ちたくないからに尽きるのですが、「すぐ」やれば忘れる心配もないのでメモを取る必要が激減します。
メモを取る理由の1つって「忘れる」からですもんね。忘れる前にやるなら、メモを取る必要なんかありません。
ということで、僕は「すぐ」やる故にメモを取りません。いたってシンプル。
ちなみに、ここで言う「すぐ」って話が終わってからではなく、話をしながら考えている感覚ですね。
脳内での情報の整理や今後のタスクの具体化を、話を聞きながら行っている感じ。
メモを取ることに割いていたリソースを脳内整理のリソースに充てているといえばわかりやすいでしょうか。
理由3 メモしたって見返さないから
これはもしかしたら僕だけかもしれませんが、メモって見返しませんよね?
メモを必死で取っている人は良く見ますけど、メモを読み返している人ってそれに比べて見ないんですよね。僕も半年に1回くらいしかメモ帳なんて開かないですね。
見返さないものなんていらないでしょう。
そんな僕でもメモするとき
一応言っておくと、メモは全くしないわけではなく、
「情報の正確さ」が重要になってくる場合はメモしますね。
アポイントの日時だったり、相手の電話番号だったり。
「ニュアンス」ではなく「正確さ」が重要ですよね。
そういうときはさすがにメモを取りますが、まあほとんどないですね…。
あとは資料や話に対して「ツッコミ」を入れたいときですかね。
この「ツッコミ」は時間が経つと忘れてしまうこともある上に、初見で「ツッコミ」たくなった内容は結構自分の本質的なところで引っかかっていることも多いので、そういう「ナマモノ」に対してはメモを取っています。
また、これを「メモ」と呼ぶのかは分かりませんが、自分の思考を展開していく際にメモやホワイトボードを利用することはあります。まとめ
そもそも「重要なことかどうか」をジャッジし、
「重要だとすれば、すぐやる」からメモいらないし、重要でなければそもそもメモ不要だし、という単純な理論でした。
就活のときもメモとかほぼ取ってなかったなー。少なくとも話している内容とかのメモは一切取っていなかったと思います。疑問点なんかはメモしていた気もしますが。
メモを取らないからこそタスク管理が上手くなったのかもしれない、と自分を正当化して締めたいと思います。
それではまた。