どうも。出張帰りの新幹線の中からお届けします。
8月15日発売の欅坂46の新曲「アンビバレント」もう聴きましたか?
僕は朝晩3回ずつくらいは聴いてます。たぶん今すぐカラオケで歌っても90点位は取れるんじゃないか、というくらい身体に染み付いてきてます。(まだ配信されていないと思いますが)
- まずは見てください。(公開から10日たった8月4日時点で500万再生…!)
- 僕の考える欅坂46の魅力~アイドルじゃないアイドル~
- 欅坂46にとって試練の半年だった
- 平手不在をチャンスに変えた代理センターというチャレンジ
- 「アンビバレント」でついに覚醒する欅坂46
- 平手依存のグループから平手「中心」のグループへ
まずは見てください。(公開から10日たった8月4日時点で500万再生…!)
僕の考える欅坂46の魅力~アイドルじゃないアイドル~
アイドルに興味の無い方からすると、
「そもそも乃木坂とか欅坂とかよくわかんない」
「全部いっしょでしょ?」
という印象でしょうか。上記のことはよく言われます、僕も。
一言で説明するなら、
乃木坂46=ビューティー!きれい!
欅坂46=クール!かっこいい!
けやき坂46=ハッピー!楽しそう!
って感じ。
欅坂46は一切笑わない曲も多いし、ロック調な曲も多いのでいわゆる「アイドル」とは異なる存在だと思います。
上に貼ったMVを見ていただいた方は感じたのではないでしょうか?
「アイドルっぽくないな」
って。
それ、当たってます。
だからこそ、これまでアイドルに興味がなかった人がハマるアイドル、これが欅坂46です。
欅坂46にとって試練の半年だった
実は欅坂46はこの半年において割りと伸び悩んだと言うか、大きな壁に当たってきました。
昨年末の紅白歌合戦で過呼吸で数名のメンバーが倒れたことを皮切りに、センターの平手友梨奈さんが負傷し、武道館での3日間のライブは中止、妹分の「けやき坂46(ひらがなけやき)」にそのステージを譲ることになりました。
そこで波に乗った「けやき坂46」が冠番組「ひらがな推し」や舞台「あゆみ」、単独アルバム「走り出す瞬間」と様々に活躍の場所を広げていく。
一方で欅坂46は、志田愛佳さんと今泉佑唯さんが体調不良で、原田葵さんが学業専念を理由に休業となかなか波に乗れない日々が続いていたのでした。
平手不在をチャンスに変えた代理センターというチャレンジ
順番は少し前後しますが、上記3名が休業する直前に行われた「欅坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」で欅坂46は大きな壁に直面します。
絶対的センター平手友梨奈さんの不在です。
これまで全てのシングルでセンターを務め、また表題曲以外でも中心的存在であった平手友梨奈さんを欠く布陣。
先述の通り、武道館のライブは平手さんが参加できないこともあって「けやき坂46」にその出番を譲ったのです。それだけ大きな存在を欠く中で、どういうパフォーマンスをするのかが問われる、めちゃくちゃ大きな試練。それがこの「欅坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」でした。
この欅坂46史上最大のピンチを各メンバーが曲代わりでセンターを務める、という大きなチャンレンジで乗り越えます。
今泉佑唯さん、小林由依さん、渡邉理佐さん、菅井友香さん、小池美波さん、鈴本美愉さん、原田葵さん、土生瑞穂さん、志田愛佳さん、守屋茜さん
約半数のメンバーが代わる代わるセンターを務めて平手さんの穴をまさにグループ一体となって埋めたのです。
ここに至るまで、センターに選ばれたメンバーはもちろん、他のメンバーも半端じゃない努力をしてきたことは間違いありません。一朝一夕でセンターが務まるようであれば、武道館のライブも同じようにしたはずですから。あの悔しさを経て、このライブに向けて血の滲むような努力を全員がしてきたはずです。
これによってそれぞれのパフォーマンスのスキルやグループの一体感は爆発的に向上し、まさに1つの大きな坂を登ったのでした。
「アンビバレント」でついに覚醒する欅坂46
ここでもう一度MVを貼っておきます。
これまでのMVとは「一体感」「表現力」が段違いです。サビのダンスシーンで引きの画になったときの一糸乱れぬダンス。フロントメンバーを中心とするリップシンクでの表現力。
もともと「かっこいい」MVは多いのですが、ここまで圧倒されるのはサイレントマジョリティー以来ではないでしょうか。
そしてそのサイレントマジョリティーとは異なり、センターの平手さんだけでなく、他のメンバーの表現にも圧されるものがあります。
※サイレントマジョリティーが平手さん中心なのは戦略もあると思いますので、詳しくは下記ブログも参考にしていただけると。
平手依存のグループから平手「中心」のグループへ
平手友梨奈さんにある意味「依存」していた欅坂46は、平手友梨奈さんをセンターまさに「中心」としたグループへと大きな変貌を遂げました。
それが「アンビバレント」という1曲。
この曲には欅坂46の苦悩も、成長も、未来も全てが詰まっています。
ここから欅坂46が様々な坂を登っていく中で、いつか振り返ったときに
「アンビバレントあたりからキテたよね」
と言われる1曲になるんじゃないでしょうか。