色黒大阪人事が気ままにつぶやくブログ

色黒で大阪人で人事な僕がなんかつぶやきます。

乃木坂46を通して僕が組織について考えていること

僕はアイドルが好きです。
かつてはSKE48にハマり、今は乃木坂46欅坂46およびけやき坂46が好きです。
可愛い女の子は見ていて飽きないっていうのもありますが、僕はアイドルを通して組織やチームについて考えるのが好きなんです。

組織の大きさがちょうどいい

乃木坂46のメンバーは卒業を発表している2名(中元日芽香さんと伊藤万理華さん)を除くと現在44名(1期生:21名、2期生:11名、3期生12名)です。
これは少し成長したベンチャー企業みたいなものです。
というか前職の規模と同じくらいです。

ちなみに欅坂46は、漢字欅が21名、ひらがなけやきが20名(1期生:11名、2期生:9名)で合計41名です。これも同じくらいの規模ですね。

このくらいの組織を見るのが好きなのです。
今回は乃木坂46の話に絞ります。欅坂のことまで話をするともう止まらなくなるので。

成長していく姿を見られるのが面白い

今、乃木坂46のメンバーで人気トップ3を挙げよ、と言われると白石麻衣さん、西野七瀬さん、齋藤飛鳥さんの3人を挙げる人がほとんどではないでしょうか。

このうち西野七瀬さんと齋藤飛鳥さんはデビュー曲は3列目でしたし、特に齋藤飛鳥さんはアンダー(語弊を恐れず、分かりやすく言えば2軍)を何度も経験したようなメンバーでした。

少しずつポジションが良くなるにつれて、雑誌やテレビでの発言がどんどん変わってくるし、発言が変わってくると人気やポジションにつながる、というのが割と分かりやすいのがこの2人です。
第2の西野七瀬齋藤飛鳥を探しに今のアンダーメンバーを見たりするのも楽しいです。

もがきながら進む2期生が面白い

乃木坂46でだれが好きなの?」と聞かれると、僕は「2期生みんな」と答えます。
ちなみにこの2期生、「乃木坂 2期生」ってググると「不遇」というキーワードがレコメンドされるほど、苦労をしてきた子たちなんですね。

上に挙げた人気トップ3は全員1期生ですし、そこに続く生田絵梨花さん、生駒里奈さんなど人気メンバーは多くが1期生。

2期生は最初研究生としてスタートして一番早く正規メンバーになった堀未央奈さんが加入から5か月での昇格だったのに対し、最後に昇格したメンバーは加入から1年9か月もかかった苦労人たちなんですね。

今も選抜に入れないメンバーもいるわけですが、ライブを見ると確実にパフォーマンスは上がっていて、いつ大きく飛躍するのか期待しながら見ていると楽しいです。

大型ルーキー3期生の加入

そんなこんなで2011年の結成、2013年の2期生加入からかなり間が空いた2016年9月に3期生が加入します。
2期生加入から3期生加入までの間に、紅白歌合戦への出場や全国ツアーの成功など坂道を順調に駆け上がってきており、世間的な知名度やメディアへの露出などかなり増加していました。そんなこともあり、この3期生に大型ルーキーたちが集結します。

チアガールをやっていたり、ミス○○のファイナリストだったりという経歴もそうですし、少なくとも加入時の見た目の完成度が全然違います。もちろんメイクのトレンドが変わった、とか色々あるでしょうが、正直見た目偏差値はかなり高いです。

そして直面する組織の課題

前置きが長くなりましたが、僕が乃木坂に感じる組織課題は1つです。

メンバーを活かす場をどう作るか

この1つだけ。

1期生2期生だけでも30名を超える大所帯で、その中から20名前後の選抜メンバーを毎回選び表題曲を歌うわけですが、この選抜ももう飽和状態。
白石麻衣さんや西野七瀬さんをはじめとして、15名ほどはほぼ外せないといっていいでしょう。そうなると残り5名しか実質的な変動枠がなく、選ばれなかったメンバーのモチベーションの維持はなかなか難しいものです。

これまでですらそんな状況であったところに、先述の大型ルーキー3期生12名が加入しました。もはや過飽和状態なのは言うまでもありません。

ここをどう乗り越えていくのか、が僕の楽しみの1つなのです。

物議をかもす3期生の扱い

飽和状態とはいえ大型ルーキーの3期生を放置しておく手はありません。ということで3期生だけの楽曲を毎シングルのカップリングとして出すようになります。「三番目の風」なんかはまさに彼女たちのためだけに作られた曲なのでフレッシュさもあり、一度聞くと耳から離れないやつです。

また、18枚目シングルの「逃げ水」では3期生の与田祐希さんと大園桃子さんがいきなりセンターに抜擢されるなど、期待の高さがうかがえます。
実際、3期生は握手会も非常に人気のようですね。

が、もちろんここまであからさまに推されると面白くないのが1期生2期生を応援してきたファンの皆さん。特に2期生好きとしては、「不遇な2期生とは扱いが違いすぎる」と思う気持ちも分かります。

組織の創成期を支えてきたメンバーと、そのあとに入ってきた即戦力メンバー、この2つをどう融合させていくのか、というのはベンチャー企業など組織作りでもよくある課題なのではないでしょうか。

縦の組織から横の組織へ

同じ秋元康さんプロデュースの48グループと比較すると48グループは縦、坂道グループは横の組織作りをしているのかな、と感じます。
48グループはAKB,SKE,NMB,HKTなど各地方にグループがありますが、基本はAKBが本店という形で、SKEやNMBなどの各グループのエースがAKBに集結して活動していたりします。
縦なので夢がある一方、AKB自体のメンバーの底上げに苦戦したり、各地方のグループの活動のクオリティの担保が難しいところです。

それに対して乃木坂46は3期生を単独で売り出すことで、同じグループの中で縦ではなく横に展開していますし、欅坂46けやき坂46で単独ツアーをやったりと、同じグループでありながら独立した活動も行っています。
この展開によって個々の活動の幅が出る一方で、グループとしての目標をどう掲げて取り組んでいくのか、というモチベーション管理の部分に難しさは残ります。
同じアイドルというくくりでも、色んな組織作りの方法があるのだと感じますね。

長くなってしまったので1回目はここまでにします…。

最後に

この記事、実は秋ぐらいに書いていて2万字を超えた卒論レベルのものを、軽めにリライトしたものです。
なので、書きたいことはもっとあるんですが、まずはこのあたりで、という感じです。
せっかく2017年のレコード大賞乃木坂46が獲ったので、2017年中に出してしまおうと最後の最後で一気に書いてみました。
来年もアイドルを通して組織作りを考えていきたいです。
皆様よいお年をお迎えください。